株式会社TOKIUM、AIによる新リース会計基準対応の契約管理機能を提供開始

株式会社TOKIUM、AIによる新リース会計基準対応の契約管理機能を提供開始

TOKIUM、AI搭載で新リース会計基準対応の機能提供へ

株式会社TOKIUMは、2025年3月より契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」において、新リース会計基準に関連する取引をAIで識別する機能を提供開始します。この新基準は2024年9月13日に公告され、2027年4月1日以降に始まる事業年度から適用されるため、企業は適切な契約管理が求められます。調査によると、企業は契約内容の正確な識別に不安を感じており、TOKIUMの新機能はこれらの業務負担を軽減することが期待されています。

この記事の要約

  • TOKIUM、2025年3月に契約管理機能を開始。
  • 新リース会計基準に基づく取引のAI識別サポート。
  • 企業の業務負担を軽減することを目指す。

支出管理にまつわるクラウドサービスを提供する株式会社TOKIUM(本社:東京都中央区、代表取締役:黒﨑 賢一、以下「TOKIUM」)は、契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」において、2024年9月13日に公表された「リースに関する会計基準」(以下、「新リース会計基準」)に該当する可能性がある取引の識別をAIでサポートする機能を2025年3月に提供開始いたします。

■背景

2024年9月13日に公表された新リース会計基準により、2027年4月1日以降に開始する事業年度から、該当企業はこの基準に沿って会計業務を行う必要があります。この基準に対応するため、企業は契約内容を確認し、リース取引に該当する可能性があるかの精査が必要となります。また今後も継続的にリース取引に該当するかの判断と、それに伴う契約書の管理が求められます。

TOKIUMが2024年11月に実施した調査*では、「新基準適用後の業務に不安を感じる」と回答した人が80.4%にのぼり、特に「該当契約書の正確な識別」への不安が69.6%で最も多いという結果が出ています。契約内容の精査や契約書の管理作業は準備期間だけでなく、適用開始後の業務においても継続的に発生します。そのため、新しい契約が締結されるたびにリース取引に該当するかを精査し適切に管理しなければならないなど、企業の負担は増えることが予想されます。これらの負担を軽減するため、TOKIUM契約管理は該当する可能性がある取引の識別をAIでサポートする機能を2025年3月に提供開始いたします。

*株式会社TOKIUMが2024年11月に新リース会計基準に該当する企業で経理・財務に携わる会社員1,048名を対象に行った調査

■機能概要

本機能は、新リース会計基準にしたがってリース取引に該当する可能性をAIで識別します。契約書から読み取った契約期間や契約金額などはCSVで出力可能なため、固定資産管理システムとの連携が容易になります。これにより、リース取引の識別から固定資産管理システムへの取り込みまでがスムーズに行えるため、新リース会計基準の対応を効率化できます。

なお、TOKIUM契約管理は、紙の契約書のスキャンを代行するため、自社で契約書をスキャンする手間を省くことが可能です。

■契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」

TOKIUM契約管理は、電子および紙の契約書をクラウド上で一元管理するサービスです。紙の契約書は製本された状態でTOKIUMがスキャンし、データ化と保管も行います。またAIにより契約書の全文をデータ化し、取引先名や契約期間などの項目を自動で抽出します。さらに、約540万社以上の企業情報が登録されているデータベースと連携し、取引先情報が自動で更新されるため、マスタ情報のメンテナンスにかかる工数を削減します。これにより、契約管理業務の効率化を実現します。

支出管理プラットフォームTOKIUMのシリーズ累計導入社数は2,500社*を超え、規模や業種を問わず幅広くご利用いただいております。

https://www.keihi.com/contract/ 

* 2024年7月末時点。

■株式会社TOKIUMについて

株式会社TOKIUMは、「未来へつながる時を生む」を志に、企業の支出にまつわる情報を一元管理し、支出領域の課題解決を実現するDXサービスを提供しています。主なサービスとして、請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」、経費精算クラウド「TOKIUM経費精算」、文書管理クラウド「TOKIUM電子帳簿保存」、契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」、請求書発行クラウド「TOKIUM請求書発行」を提供しています。最適なテクノロジーと常識にとらわれない自由な発想、泥臭さもいとわない行動力で支出の最適化を実現し、人と事業を未来へ向けて加速させていきます。   

設立:2012年6月26日

代表取締役:黒﨑賢一

所在地:東京都中央区銀座6丁目18-2 野村不動産銀座ビル12階

資本金:100百万円

事業内容:経費精算・請求書管理など支出管理サービスの提供

URL:https://corp.tokium.jp/

<サービス一覧>

請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」

https://www.keihi.com/invoice/

経費精算クラウド「TOKIUM経費精算」

https://www.keihi.com/expense/

文書管理クラウド「TOKIUM電子帳簿保存」

https://www.keihi.com/denshichobo/

契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」

https://www.keihi.com/contract/

請求書発行クラウド「TOKIUM請求書発行」

https://www.keihi.com/send/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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